ちゃまマシン

エンジニアの苦労話しや、便利な設計情報を載せていきたいと思います。もちろん責任は負いません。w(機械屋の仕事・資格勉強・アプリ開発・プログラミング・ひとりごと)

色々な搬送機の設計

最近、簡単な搬送機の設計が多くなってきました。

当方、搬送ラインに組み込む部品を設計するのがメインですが、このご時世なのか色々なカスタム、特注の要望が増えてきています。(なかなか標準品だけ大量に簡単に売れないです。)

簡単に設計した最近の搬送機は、こんな感じです。

・ベルト搬送機

 両サイド乗せ、幅調整可能

・スライド搬送機

 ワークをサイドクランプ、吸着

・コロ搬送機

 

例えばベルト搬送にしても、ワークにより一口に言っても様々なやり方があると思いますが、ちょうど、この3種類くらいが搬送機のメインな種類かもしれないなと書いていて思いました。

 

それぞれどんな感じに設計したかと言うと、

 

・ベルト搬送機

 ワークの両サイドをベルトに乗せて搬送させる。ベルトはタイミングベルト、駆動はブラシレスモーター。

 川幅をワークによって調整させたいので、両切り30°台形ネジ を使用して、手動にて調整。

・スライド搬送機

 2軸のシャフトで固定した掃除機(仮名)を手動にてスライドさせてワークを掃除。ワークは、クランプ&吸着で固定。ワークサイズによりクランプ幅を調整できるよう、ボールネジとシャフトでスライドさせる。この時、吸着パッドも一緒にスライドする。

・コロ搬送機

 コロを駆動させてワークを搬送。コロはワークの下側で千鳥に配置。

 

かなりザックリですが、要点はこんなものだと思います。書いてみると簡単ですが、作るときは色々大変でした。

次回は、それぞれ詳細にどんなとこが大変だったかをまとめようと思います。

 

まだまだサクッと設計できず勉強の日々です。(´-`)いつになったらパッパっとやって、不安無く仕上げることが出来るようになるのやら(*゚∀゚*)